【病院支部のチバさん・4コマ漫画】東京女子医大の夏のボーナスゼロ問題について
みなさんこんにちは!病院支部のチバです。
今回は、今年(2020年)の6月に起きた「東京女子医大の夏のボーナスゼロ問題」の顛末をお伝えしていきたいと思います!
東京女子医大は「コロナ禍」による赤字を理由に夏のボーナスカットを強行しようとしましたが、労働組合が声を上げたことにより、国会でも取り上げられ、ネット上でも女子医理事会に対する厳しい批判の声が巻き起こりました。
東京女子医大の労働組合である「女子医労組」はこの間、女子医理事会に「満額2.1ヶ月分のボーナス」を勝ち取れるよう団体交渉を続けてきました。7月22日に行われた団体交渉で「全職員に広くわたるような支給を考える」という回答があり、7月31日には「1カ月分を支給」すると発表されました。
妥結は組合の要求である2.1か月分を下回りましたが、当初は全額カットされていたため、女子医労組の大きな勝利と言えます。労働組合の頑張りが世論を動かし、世論が理事会を追い詰めた結果です。これからも医療労働者の労働条件切り下げを許さない協同の運動を作り出していきましょう!