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入職おめでとうございます 独法化はまだ決まっていません 労働組合に入って労働条件を改善させましょう

新入職員の皆さん、入職おめでとうございます。

昨年度、コロナに対応するために私たち職員は一丸となって頑張ってきました。

しばらくはコロナと向き合う困難な日々が続きますが、一緒に力を合わせて頑張っていきましょう。

皆さんは、オリエンテーションで「行政的医療を安定的・継続的に提供するために22年度中に都立・公社病院は地方独立行政法人になります」という説明がされたかと思います。

しかし、独法化はまだ決まったことではありません。コロナ禍での都立・公社病院の独法化に対して批判が強く、東京都は3月の都議会に独法化を推進する条例案を提出すことができませんでした。

コロナ医療をおこなった病院ほど病院経営が圧迫されているのは皆さんニュースなどでご存じのとおりです。いま、独法化を強行すれば、コロナ医療のような都民の命と健康に必要な、「行政的医療」の安定供給に支障をきたしてしまいます。

独法化になって労働条件が改善した病院はありません。先行して独法化された大阪府立病院では、重症化したコロナ患者の専門病院を立ち上げましたが、独法化された労働条件では働き続けることができずスキルを持ったベテラン看護師が不足しました。

その結果、50万円の給料で看護師をかき集めることになりました。

いまある労働条件は、初めから与えられたものではありません。

出産・育児休暇、介護休暇などは、私たちの先輩が声をあげて、勝ち取ってきた成果です。

私たちの組合でも、残業代の申請状況を調査して未払い分を支払わせることができました。一人一人の力は小さくても、力を合わせれば大きな力になり、労働条件を改善することができます。

あなたもぜひその労働組合に加わってください。

(PDF)はコチラ

支部ニュース60-22号

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