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地方独法化はまだ決まっていないー第59回 9号2019.12.24ー

7年目で賃金頭打ち!?人生設計が大ピンチに!?

都立病院の地方独法化になったら私たちの労働条件はどうなるのでしょうか?例えば共に地方独法化の計画が進められようとしている東京都保健医療公社の労働条件はどうなっているのでしょうか。先に地方独法化された健康長寿医療センターの給与カーブと都立病院の給与カーブを19年の新年号で比較しました。20代は健康長寿の方が賃金が高いのですが、だいたい30歳前後で都立が逆転します。健康長寿はその後ほとんど賃金が上がらない仕組みになっているのです。では公社病院の賃金カーブはどうなっているでしょうか。公社病院のスタッフ看護師の賃金は非常に低い上限額が決められています。その額は、245,800円です。おおよそ7年目あたりで上限に達してしまい、以降どんなに頑張って働いても、管理職めざして出世していかないと賃金は上がりません。公社病院が共に地方独法化された場合、そして公社の賃金システムが導入された場合、賃金の大幅削減という事態になってしまいます。「丁寧に説明」というなら、まず賃金がどのようになるのか日々懸命に働き現場を支えるスタッフに真っ先に説明すべきです。
支部ニュース新年号はコチラ→2020年新年号

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