こんな時に独法を前提にしたe-ラーニング
人事給与制度の改善は独法化しなくても今すぐできるでしょ!
現在、各病院で独法の人事給与制度に関する職員アンケートが行われています。コロナ対応で職場がまだまだ大変な時に、独法化を前提とした職員アンケートをやることに、病院支部は抗議します。独法では「頑張った職員が報われる人事給与制度」のために、「人事考課を昇給、特別給(賞与)へさらに反映する」と言われています。現在でも特別給(賞与)では、成績率を拡大し、全職員の勤勉手当を削って、管理職が「優秀」とみなしたほんの一部の職員に上乗せしています。管理職の査定で、さらに大きく差をつけようというのが独法の人事給与制度です。いま以上に人件費削減の圧力が強まる中で、査定で大きな賃金差をつくることは、多くの一般スタッフには賃下げをもたらし、職場のチームワークを破壊するものです。また「夜勤のモチベーションを向上」させるとして「調整額の手当化」もいわれています。現在の調整額は賞与にも退職金にも反映されます。手当の金額によっては、生涯賃金の大幅な引き下げにつながる可能性があるので注意が必要です。