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ベテラン職員の力があってこそ乗り越えられる

独法化ではコロナ危機を乗り越えらえない


新型コロナウイルスの感染が急増しています。

都立病院でも職員や患者さんに感染者が相次いでいます。支部大会直前には駒込病院で院内感染が発生し85人の職員(委託含む)が濃厚接触者となり自宅待機を余儀なくされました。

例年看護職場では、これから年度末にかけて退職者が出て職場では欠員が発生する時季になります。欠員を抱えていては院内感染に対処することはできません。むしろ今後も職員に感染者が出ることを見込んで過員配置をしておかなければ安定して医療を継続することが困難になるでしょう。

今すぐの増員が必要です。院内感染が発生した駒込病院では、危機的な状況を各病棟からの助勤で何とか乗り切ることができました。各病棟の専門性が高いにもかかわらず助勤で乗り切ることができたのは、ベテラン看護師が多数いたからです。

独法化後の賃金・労働条件を示した「新しい人事給与制度原案」では、このようなベテラン看護師の生涯賃金を大きく切り下げます。

経営本部は200万円と試算していますが、それで収まる保証はありません。ベテラン職員を大事にしない人事給与制度の下では、病院は危機を乗り越えられなくなるでしょう。

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支部ニュース60-02号web

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