独法化で都民の命を守ることはできません ー6月24日19時から21時、tweetを集中させ「#都立公社病院の独法化ではなくコロナ医療の充実をもとめます」をトレンドにー
都立・公社病院の独法化はまだ正式に決まったことではありません。
独法化を正式に決めるのは都議会です。
4月と6月に行われた都議会には独法化の議題は出されませんでした。
7月には都議会議員選挙がありますが、選挙前にコロナ禍での独法化を決めれば多くの反発を呼ぶと考えたからでしょう。
もし独法化が本当に都民医療を改善させるなら、都議選を前に公約として都立・公社病院の独法化を大きく掲げてもいいはずです。しかし、独法化を推進する都民ファーストや自民党は公約として都立・公社病院の独法化を掲げていません。
コロナ医療の充実と都立・公社病院の独法化が両立しないことを、独法化を推進しようとする人が良く分かっているということでしょう。
神奈川県は県立病院を独法化したからコロナに柔軟に対応できたという意見がありますが、以前紹介した慶応大学の濱岡教授のコロナ対応ランキングの「人口当たりの受け入れ確保病床数」は東京より低い評価です。
重症化のスピードが速い変異株から命を守るためには、少しでも早い治療開始が必要です。そのためには病床の確保が重要です。柔軟な病床確保は、独法化病院では困難なのです。
▽2021年6月24日までTwitterデモ実施中!▽
6月24日(木)19:00~21:00の時間帯、「#都立公社病院の独法化ではなくコロナ医療の充実をもとめます」のハッシュタグを付けて不満や不安・意見をTwitterで投稿しましょう!