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感染拡大の影で進行するスタッフの メンタルヘルスの危機  

現場は毎日緊急事態 続く緊張と長時間労働 使命感だけではいずれ限界に

感染拡大が止まりません。

病院の現場はどこでも、今までに体験したことがないような忙しさと緊張感で押しつぶされそうです。

コロナ病床拡大のため一般病床を縮小しています。

そのため一般病床では、今まで看ていない診療科の患者さんを受け入れる、初めての診療科の患者さんが緊急入院してくるなど緊張を強いられる勤務が続きます。コロナ病床では、重症者が増え続け連日の長時間勤務になっています。

そこに追い打ちをかけるのが、家族が感染したために濃厚接触者になり出勤できなくなるスタッフが相次いでいます。さらにワクチンを接種しているにもかかわらず感染するスタッフも出ています。

さらにスタッフを追い詰めるのは、この状態がいつまで続くのか分からないという点です。

医療従事者ですから、患者さんが急変して休憩時間も取れなかった、などという経験は年に数回はあります。

しかし、今回は年に数回しかないような急変が毎日続いているようなものです、しかもいつ終わるとも知れないのです。

このままでは、ストレスのためにメンタルを病むスタッフが出てくるでしょう。

強いストレスにされされると人は、20~30日はいつも以上に頑張れるのですが、それを超えると無気力状態になってしまうことが知られています。

このままでは、9月上旬には医療スタッフのメンタル危機が現れる可能性があります。今頑張ってるスタッフを消耗させないためにも、増員による長時間労働の抑制、休養の確保が急務です。

▽「都立・公社病院の独法化を止めよう」特設ページはこちら▽

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