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増え続ける職員のブレイクスルー感染

増員でゆとりのある人員配置がなければ、医療提供に困難をきたす可能性も!?

グラフは4月以降の、都立病院職員の新規感染者数をグラフにしたものです。

それまで毎月2人から3人しかいなかった新規感染者が8月は、23日現在で24人にも上っています。

この24人は集団感染ではなく、個別の関連はありません。第5波の拡大に伴い感染者が激増しています。

そのため職員の家族が陽性となり濃厚接触者となる職員も増えています。職員が感染したり濃厚接触者になると自宅待機になります。

そうなると現場では突然の欠員となります。新規感染者が今後、どれだけ増えるのかは予断を許しません。

このまま感染が拡大しブレイクスルー感染が続けば、医療を安定的に提供することができなくなりかねません。

小池都知事は、23日「改正」感染症法に基づいて都内の医療機関にコロナ患者の受け入れ拡大を要請しました。

おそらく都内のどの医療機関でも、職員の新規感染、濃厚接触者の増大が深刻な問題になっているはずです。新規感染者が増え続ければ、ブレイクスルー感染、濃厚接触者は増え続けます。

都が行うべきは、人流の抑制による新規感染者数の抑え込みのはずです。パラリンピッックを行っている場合ではありません。そして独法化を中止して、医療提供に責任を持つべきです。

▽「都立・公社病院の独法化を止めよう」特設ページはこちら▽

▽「病院支部ニュース 第60回 39号」のPDFはこちら▽

▷【支部ニュース60-39号】PDFはこちら

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