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院内感染を防ぐことは、患者の安全を守ること

大部屋の少人数運用と看護師の増員が不可欠!

新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。

都立・公社病院が、新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、安定的・継続的に医療提供を行うためには院内感染を未然に防ぐ、発生しても小規模なうちに抑え込み拡大させない取り組みが重要です。

そのために以下2点が重要になります。

1.入院病室はなるべく少人数で運用すること。
大部屋は三密です。レストランのテーブルがアクリル板で仕切られている時代に、大部屋はベッドとベッドの間はカーテン1枚です。これでは無症状の方が入院してきたときに感染を拡大してしまいます。
経営第一で大部屋を満床で運用して病床利用率を上げようとするなど、院内感染のリスクが高く無謀です。

2.看護師を増員し看護師の担当患者数をできるだけ少数にする。
これだけ市中感染が拡大すると看護師が感染してしまうリスクも高まります。健康な若年者は無症状のことが多いので、もし仮に感染に気が付かないまま勤務してしまえば、担当患者が多ければ多いほど、感染を拡大するリスクが高まります。

新型コロナウイルスは、無症状の人が感染を広めていると言われています。院内感染を防ぐことは医療に必要な安全を確保することです。

病気を治しに来たのに、新型コロナウイルスに感染してしまったら本末転倒です。すぐにすべての病室を個室運用することは難しいですが、この方向にかじを切り、入院医療を支える看護師を増員する。この2点が緊急に必要です。

(PDF)はコチラ

支部ニュース60-04号

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