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大阪の看護師不足を招いた独法化

看護師切り捨ての維新府政が招いた医療危機

大阪の医療危機が深刻です。吉村府知事は自衛隊や近隣県に看護師の応援を要請しました。

しかし看護師不足の原因をつくったのは維新自身です。独法化された院機構内部文書にはこのように書かれています。

「医師、看護師は聖域としてきたが、看護師については生産性が低い」(から増やさない)、当時の橋下府知事は、看護師の給料について「バカ高い」と品のない言葉でののしっていました。

そして人件費の大幅カットを行い、賃金カーブをフラット化したのです。その結果が今の大阪の看護師不足です。都の独法化も同じ考えで進められていることは、「新しい人事給与制度原案」のフラットな給与カーブを見れば明らかです。

都立病院の独法化を都に諮問した委員会の中でベテラン看護師の人件費が高いと以下のような発言がありました。「墨東病院の平均勤務期間がかなり長いというのは、かなりいごこちがいいんでしょうね」

ベテラン看護師がいなければ、ECMOも人工呼吸器も動かせません。人を大事にしない病院経営は失敗するのです。

(PDF)はコチラ

支部ニュース60-06号

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